Interview
挑戦の連続から見つけた「柔軟にスケールするエンジニア組織」の未来
まずは自己紹介をお願いいたします。
2025年6月にCTOとして当社にジョインいたしました永井と申します。ジョインしたのは直近ですが、実はギークリー創業当時からシステム周りでお世話になっておりました。
永井さんがエンジニアになろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
自分が活躍できそうな道を考えたとき、IT領域にしようと思ったのが始まりでした。大学もITが学べる工学部を選択しました。早期に社会人として活躍するために、大学入学後は、すぐにコンピュータープログラミングを現場で学べるアルバイトを探しにいきました。最初の1年~2年でITスキルを磨き、その後の学生生活ではビジネスにも関われるようにしていきたいと考えていました。大学に入学し、株式会社ビースタイルホールディングスの現社長である三原さんと友人になりました。三原さんとは、すぐに意気投合したのを今でも覚えています。彼はのちに親友かつビジネスパートナーとなります…。
大学時代はどのようなことをされていたのでしょうか?
派遣会社でアルバイトをしていた三原さんが、現場の業務が手作業に頼りきっている状況を目の当たりにし、「もし自分たちでシステムを開発できれば、業務はもっと効率化できるのではないか?」と声をかけてくれたことをきっかけに、私たちはシステム開発に取り組むことになりました。完成したシステムは様々な企業に売り込みに行きました。そのうちの1社がインテリジェンス(現在のパーソルキャリア)で、創業者で当時社長だった宇野康秀さんに売り込みにいきました。宇野さんからは、「このままでは使えない」と言われてしまったのですが、「インテリジェンスで作り直して、さらに開発を継続するなら導入してもいい」と条件付きでチャンスをいただきました。「こんな嬉しい話はない。」と思い、私たちはこの申し出を受け、最終的にそのシステムを買い取っていただくことになりました。そんなこんなしているうちに、あっという間に就活をするタイミングに。ありがたいことに、東証一部上場企業からの内定をもらうことができました。父親は、当然その企業に行くのだろうと期待してくれていましたが、私は内定を辞退し、創業期のインテリジェンス社への入社を決めました。「何もないところの方が能力が身につく」と考えていたので、父親や周囲からの反対を押し切って入社しましたね。そこからはまさに挑戦の日々でした。サーバールームに籠もり、徹夜で開発に没頭する日もありましたね…(笑)その後、26歳の時にベンチャー企業の立ち上げに参画し、執行役員としてコールセンターのシステム開発に従事しました。当時話題となっていた「2000年問題」を対応したのは今でもいい思い出ですね。2000年になる年越しの夜は、夕方から当時のメンバーたちとトラブル対応のために会社に出向き、泊まり込みで対応をしました。結果的に、何の問題も起きなかったのですが、仲間たちと年を越したことは今でも印象に残っています。
学生時代からの「経営者になりたい」という想いを叶えるために、ご縁があってブレイン・ラボ社の副社長に就任しました。そして、その後ブレイン・ラボ社の社長を務めました。最初は思うように売上が立たず大変な時期もありましたが、販売モデルをサブスク型に切り替え、少しずつ事業を立て直していきました。私が開発した人材業界向けの業務支援システムは、各社の業務フローに合わせてフルカスタマイズができるのが特徴で、ありがたいことに現在でも多くの企業様に利用していただいています。
ギークリーとはいつ頃からかかわるようになったのですか?
ブレイン・ラボ社時代から代表の奥山とはお付き合いがありました。ギークリーを創業するにあたって、引き続きお付き合いしてほしいとありがたいご相談をいただいたことがきっかけです。創業以来、長年にわたりシステム関連でお付き合いをさせていただいていたのですが、昨年末頃に、「もっとギークリーのためにアクセルを踏んで深く入り込んだ方がいいな」と思ったんです。ずっと週1回程度MTGを実施するといった関わり方でしたが、事業成長のためにより深くコミットする必要性を強く感じ、他社の案件とうまく調整してギークリーの案件に集中することを決めました。それをきっかけに、徐々にギークリーのオフィス近くで作業をする機会が増えていきました。ある日、役員の浅野から、「是非、社内の執務スペースを使ってください!」とお声がけいただき、その言葉に甘えてギークリーの社員と一緒に、執務スペースで開発業務に従事するようになりました。執務スペースで業務するようになり、自然と社員との距離も縮まりましたね。業務委託という立場でしたが、皆さん気軽に相談に来てくださいました。社員ともMTGを実施し、システム改修の一助を担わせていただきました。ある日、奥山から「CTOとして正式にジョインしないか?」と提案をいただき、ちょうど「ギークリーの力になりたい」と思っていたタイミングだったので、ジョインすることを決意しました。
CTOとして、永井さんが目指すビジョンと、今後入社される方へのメッセージをお願いします。
今後、私が目指すのは「柔軟にスケールできるエンジニア組織」です。
開発の世界は日進月歩で変化していきます。新しい技術を取り入れ続け、必要に応じて組織や役割を変えていける柔軟性がなければ、長期的な競争力は維持できません。事業の柱は人材紹介業であり、主軸は営業部門ですが、その成長を支えるために開発部門は重要なポジションです。営業部門と並ぶもう一つの収益源となるようなプロダクトを開発し、技術的な強みを会社全体の価値向上につなげたいと考えています。今いるエンジニアのメンバーにも、今後ご入社いただく方々にも、「常に学び続け、新しい挑戦を恐れない姿勢」を持ってほしいと願っています。最年長な私ですが、技術力が衰えぬよう、エンジニアとしても日々インプットを続け、組織としての成長を加速させていきたいと思っています。一緒に事業を成長させてくれる仲間とお会いできることを楽しみにお待ちしています。